シラバス参照/View Syllabus

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2024/04/09 現在/As of 2024/04/09

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
図書館情報資源概論/INTRODUCTION TO INFORMATION AND RESOURCES OF LIBRARIES
開講所属
/Course Offered by
大学免許/
ターム?学期
/Term?Semester
2024年度/2024 Academic Year  春学期/SPRING SEMESTER
曜限
/Day, Period
木2/Thu 2
開講区分
/semester offered
春学期/Spring
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
1,2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
井上 靖代
遠隔授業科目
/Online Course

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
井上 靖代 経営学科/MANAGEMENT
授業の目的?内容
/Course Objectives
図書館で所蔵される資料の種別と選択、保存と更新、さらに電子資料やネットワーク情報源などの幅広い資料について理解し、図書館および資料に関する基本的な専門用語について理解して説明でき、また、図書館資料の現状と課題について知識があり、それらについて自分の考えを述べることができるようになることを目標とする。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
?対面授業を基本とします。状況によってはオンライン授業にします。オンデマンドではありません。
講義が中心となりますが、段階的な理解を目的として、複数の小課題を行います。
?Manabaとメーリングリストを利用して、受講生相互の議論などを実施します。
?授業終了後に提示したPPTや配布資料などをManabaにアップします。
?授業でコメントカードに質問等を記載することで、授業参加および理解度などを検証し、また小レポート等を提出してもらいます。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
?テキストの当該学習単元にあたる章を読んでおくこと。
?公共図書館を中心として、できるだけ多くの図書館を実際に見学してどのような資料が書架に並べられているか確認しておく。
?各種図書館のサイトを確認し、それぞれ資料構築方針や選択基準などを調べておくと科目内容が理解しやすい。同じタイトルの本を公共図書館(小さな町の図書館と県立図書館)、大学図書館、企業が設立運営している専門図書館などで検索比較してみるとそれぞれの特色がみえてくるので、授業で学ぶ資料単元ごとに検索し、比較しておく。
?出版流通関係(印刷会社や製本会社など)のサイト、印刷博物館や新聞博物館などのサイトも見ておくと科目内容が理解しやすい。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
図書館情報資源概論 三訂版 (JLA図書館情報学テキストシリーズⅢー8)
著者
/Author name
馬場俊明編著
出版社
/Publisher
日本図書館協会
ISBN
/ISBN
978-4-8204-2309-6
その他(任意)
/other
2024年1月刊 内容がかなり変更になっています。
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
小レポート45%、授業内試験 55%

欠席1/3以上で受講放棄とみなします。対面授業を基本としますが、状況の変化等でオンライン授業に変更することもあります。ですので、毎回、コメントカードで授業参加したのかどうか確認をします。
教育実習?介護等体験は欠席届を提出(メールでもかまいません。後日「欠席届」を教務課で確認してから提出)すること。これら以外の欠席(就活やゼミ活動など)は自己管理範囲内とします。忌引きや病欠は個々に相談します。
レポートはすべて提出していることで評価対象とします。
関連科目
/Related Subjects
「図書館概論」「図書館サービス概論」
備考
/Notes
社会状況の変化などにより授業計画や授業方法が変更になる可能性があります。あらかじめご了承ください。
最初の授業で、詳細な授業計画を配布するほか Manabaにもアップするので確認してほしい。
到達目標
/Learning Goal
図書館実務についての概論的知識を習得し、理論的な図書館資料の種別や選択、資料構築方針に基づく資料の保存?更新ができるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 図書館資料の定義。印刷資料メディアの類型と特質 図書館資料の範囲、名称、資料種別について理解する。また、具体的な図書館資料種別とその特異点を理解する。過去の資料から将来の資料まで幅広くとらえて理解。 テキスト「図書館情報資源」「印刷資料」を読んでおく。
2 非印刷資料メディアの類型と特質 具体的な図書館資料種別とその特異点を理解する。特に紙媒体以外の資料について理解。 テキスト「非印刷資料」を読んでおく。
3 電子資料メディアの類型と特質 電子情報資料の専門用語を理解する。図書館での選択?収集?提供に必要な環境について理解。
テキスト「電子資料」を読んでおく。(参考)『電子書籍ビジネス調査報告書』(インプレス総合研究所著?刊)
4 特殊資料や専門資料メディアの類型と特質 書店で販売されている資料と、書店等で入手できない情報資料について区別し、入手方法や整理?提供などについて把握し、その意義や目的などを図書館内外で説明。 テキスト「非印刷資料」「電子資料」「資料特論」を読んでおく。
5 地域資料、行政資料、灰色文献など 書店で販売されている資料と、書店等で入手できない情報資料について区別し、入手方法や整理?提供などについて把握し、その意義や目的などを図書館内外で説明。 テキスト「資料特論」を読んでおく。
6 人文科学?社会科学分野の基本的資料/自然科学?技術分野の基本的資料 分野ごとに資料の特徴や選択基準、入手方法などを確認。 テキスト「印刷資料」「非印刷資料」「資料特論」「電子資料」を読んでおく。
7 出版?流通?販売に関する基本的知識 著者と著作権 出版流通販売分野について把握し、図書館内外で説明できるようになる。現状の課題など、特に日本社会での出版流通販売業界が抱える課題は何か、について説明。著作権法についても把握?理解。 テキスト「出版流通システム」を読んでおく。
8 図書館における知的自由、検閲と焚書 図書館における情報資料の入手?提供について、どのような社会状況にあるのか、課題はなにか、司書はどう対応すべきかを理解。 テキスト「図書館の「知的自由」」を読んでおく。
9 図書館資料コレクション選択方針?基準 具体的に図書館での資料情報選択理論と考え方を把握。図書館の種類とその利用者に対応しての考え方の違いの説明。公共図書館?学校図書館?大学図書館等での資料収集方針の違いを認識。 テキスト「蔵書論」を読んでおく。
10 図書館資料コレクション選択理論 図書館での資料情報選択理論と考え方を把握。図書館の種類とその利用者に対応しての考え方の違いを理解。 テキスト「蔵書論」を読んでおく。
11 コレクション形成方針策定?実例 図書館での資料構築方針の実務の理解。 テキスト「収集と選択」を読んでおく。
12 メディア転換と資料の保存?廃棄?更新 紙やフィルムの劣化を修復する方法や、データ転換にともなう技術や問題点などを把握し説明できる。デジタル?アーカイブの現状、意義?目的、課題などを説明。 テキスト「蔵書管理」「資料の組織化」「書庫管理」を読んでおく。
13 まとめ 全体を通してのまとめ テキスト「蔵書管理」「資料の組織化」「書庫管理」を読んでおく。
14 授業内試験の予定 実際の司書採用試験を想定してのまとめの試験を実施します。 ノートをまとめておいてください。実際の採用試験は手書きで対応しなくてはいけないので、手書きでノートを作成するように準備しておいてください。

科目一覧へ戻る/Return to the Course List