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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る/Return to the Course List 2024/04/09 現在/As of 2024/04/09

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Course
証券市場論b/STOCK MARKETING(B)
開講所属
/Course Offered by
経済学部経営学科/ECONOMICS MANAGEMENT
ターム?学期
/Term?Semester
2024年度/2024 Academic Year  秋学期/FALL SEMESTER
曜限
/Day, Period
木2/Thu 2
開講区分
/semester offered
秋学期/Fall
単位数
/Credits
2.0
学年
/Year
2,3,4
主担当教員
/Main Instructor
漆畑 春彦
遠隔授業科目
/Online Course

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
漆畑 春彦 経済学科/ECONOMICS
授業の目的?内容
/Course Objectives
 本講義の目的は、証券業と証券商品、証券市場の仕組み、証券業務を行う金融機関の体制や業務内容、関連する制度を体系的に学ぶことで、実践的な立場から証券会社や証券市場を理解することです。
 証券市場論aでは、株式や債券をはじめとする基本的な証券商品への理解を高めた上で、証券市場について、市場の基本的仕組みや機能、市場参加者の特性などについて幅広く学習しますが、証券市場論bでは、より実践的?実務的な視点から、証券会社、投資銀行、資産運用会社といった金融機関が行う証券業務、証券市場におけるプレーヤーの行動、証券市場に携わる者に求められる資質などについて解説します。日本経済新聞などの記事、資料を用いて、実際に証券市場で起こっていることを紹介することも予定しております。
 本講義では、学位授与の裏付けとなる能力、すなわち、現実社会に発生する多種多様な諸問題を広く経済学の視点から分析し、証券市場に係る専門知識を修得して問題解決を図ることを通じ自己を発展させ、社会に貢献する能力を身に付けます。また、本講義は、経済学?経営学の専門知識を修得した、国際的視野を有し国際社会に貢献できる実践的な人材を育成することを目的とし、学位授与の裏付けとなる能力を養成するための学科専門科目であります。本講義の理解をより深めるために、「金融論a/b」「経営学a/b」、「企業論a/b」、「会社法a/b」などを併せて履修するのが望ましいです。
授業の形式?方法と履修上の注意
/Teaching method and Attention the course
 講義はPortaⅡを通じ配布するレジュメをもとに行います(講義前の「お知らせ」に添付します)。原則、講義前に配布するレジュメに沿って講義を行いますので、特に事前学習は必要ありません。しかし、講義終了後、より内容を理解していただくために、参考図書の関連ページを指定する場合は、事後学習で併せてその部分を読み理解を深めていただくことにします。
 基本的に授業計画に従って進行しますが、金融資本市場の変化などに応じて、時々のトピックスを交えながら機動的に対応していきます。なお、講義では最低1回レポートを課すことにしますが、その提出後、必要に応じてコメントや補足説明を行う場合があります。
事前?事後学修の内容
/Before After Study
事前?事後の学修時間として4時間程度をかけて授業準備と授業の復習を心掛けてください。事前の学修としては参考図書などを参考に内容を予習し、事後の学修としては授業内容の見直し、関連するトピックスについて自分なりの考えを纏めるように心がけてください。
テキスト1
/Textbooks1
書籍名
/Title
おカネとどう向き合うか~金融リテラシーを身に付ける「おカネの学校」
著者
/Author name
髙橋元/著
出版社
/Publisher
きんざい
ISBN
/ISBN
ISBN978-4-322-13052-2
その他(任意)
/other
テキスト2
/Textbooks2
書籍名
/Title
入門 日本の証券市場
著者
/Author name
東京証券取引所
出版社
/Publisher
東洋経済新報社
ISBN
/ISBN
ISBN978-4492711651
その他(任意)
/other
テキスト3
/Textbooks3
書籍名
/Title
著者
/Author name
出版社
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等1
/References1
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等2
/References2
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
参考文献等3
/References3
書籍名/???名
/Title
著者
/Author name
出版社/URL
/Publisher
ISBN
/ISBN
その他(任意)
/other
評価方法
/Evaluation
①レポートの提出状況と内容(20%)
②期末に実施する定期試験(80%)
を総合的に勘案し評価します。提出又は受験しても、白紙やそれに近いもの(量の基準不足)や題意に沿わない内容(質の基準不足)は評価の対象外となる場合があります。評価に際しては、授業内容を踏まえた問題認識と理解の程度、論理的整合性などを重視します。
関連科目
/Related Subjects
「金融論a/b」「経営学a/b」、「企業論a/b」、「会社法a/b」などを併せて履修するのが望ましいです。
備考
/Notes
参考文献は毎回の配布資料で紹介します。
到達目標
/Learning Goal
証券ならびに証券市場に関する専門知識を習得し、証券価格の評価等に関して理論的に分析のうえ、解説できるようにする。

/Time
授業計画(主題の設定)
/Class schedule
授業の内容
/Contents of class
事前?事後学修の内容
/Before After Study
1 講義の概要:業の進め方、評価方法等のガイダンス、証券商品?証券市場の基礎知識(1) 本講義の位置づけや概要について説明する。続いて、証券市場論aで解説した基本的な証券商品?証券市場の仕組みについて説明を行う。 事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと。
2 証券商品?証券市場の基礎知識(2) 証券市場論bから履修する学生向けの意味でも、証券市場論aで解説した基本的な証券商品、証券市場の仕組みについてポイントを解説する。 事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと。
3 証券商品?証券市場の基礎知識(3) 証券市場論bから履修する学生向けの意味でも、証券市場論aで解説した基本的な証券商品、証券市場の仕組みについてポイントを解説する。 事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと。
4 近年の金融危機のメカニズム(1) 基本的な証券商品、証券市場の仕組みについて理解した上で、米国発のサブプライム危機、リーマンショックの発生メカニズム、投資銀行のオリジネート?トゥ?ディストリビュートモデル(OTDモデル)を解説。 事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと。
5 近年の金融危機のメカニズム(2) 基本的な証券商品、証券市場の仕組みについて理解した上で、米国発のサブプライム危機、リーマンショックの発生メカニズム、投資銀行のオリジネート?トゥ?ディストリビュートモデル(OTDモデル)を解説。 事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと。
6 証券会社、投資銀行の企業金融に対する業務と体制の実際(1)株式?債券引受 証券会社や投資銀行が企業金融にどのような体制?人材でどのように関わるのかについて、実務に基づいて解説する。 事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと。
7 証券会社、投資銀行の企業金融に対する業務と体制の実際(2)M&A 証券会社や投資銀行が企業金融にどのような体制?人材でどのように関わるのかについて、実務に基づいて解説する。 事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと。
8 ケインズ理論から見た株式市場~株価は企業価値を正しく測れるのか~(1) 株式市場の持つ不思議をケインズ理論から解き明かしていく。特に株価は真の企業価値を測れるか、ケインズの主張から考える。 事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと。
9 ケインズ理論から見た株式市場~株価は企業価値を正しく測れるのか~(2) 株式市場の持つ不思議をケインズ理論から解き明かしていく。特に株価は真の企業価値を測れるか、ケインズの主張から考える。 事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと。
10 資産運用業務とは何か 証券業務の重要な部分としての資産運用業務について解説する。 事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと。
11 証券投資理論:現代ポートフォリオ理論(MPT) MPTの実務利用に貢献した資本資産評価モデル(CAPM)、MPTの発展形態としてのマルチファクターモ 事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと。
12 資産運用会社の証券投資に対する業務と体制の実際 資産運用会社が証券投資にどのような体制?人材でどのように関わるのかについて、実務に基づいて解説する。 事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと。
13 資産運用会社の投資戦略の実際、アクティブ運用とパッシブ運用、割安株投資 資産運用会社が行う投資戦略の実態について解説する。アクティブ?パッシブ運用、割安株投資戦略の実際。 事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと。
14 講義のまとめ、金融における証券、証券業の展望 金融分野において重要な位置を占める証券、証券業について、最近の環境変化を踏まえながら、その将来について展望する。 事後学修では、講義内容をノートで確認し、参考図書などを参考に講義ノートに詳細の補足を行うこと。

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